こんにちは!

皆さん!いきなりですが

日常生活でエコについて考える時間はどれくらいでしょうか?

 

私を含め、日常で環境問題を考える時間って、そんなにないのではないでしょうか。

 

環境問題ってなんだか難しそう、めんどくさい、関係なさそうな話だな~と思っている方も多いと思います。

 

 

しかし、これからの地球の未来は私たちの未来です。

美しい地球、未来を守るため、後世に残すために、私たちの一人一人の力が必要です。

でも、実際何をすればいいのでしょう? 私たちにできることはなんでしょう?

 

 

そんな手助けをしてくれるエコレポを知っていますか?

 

鹿大生が中心となり、InstagramやnoteなどSNSを通して、エコな選択肢を広めています。

 

気負わず、楽しく、でも真剣に私たちの未来をより良くしようと活動中!

 

そんなエコレポのリーダー・中村賢さんと副リーダーの肥田祐輔さんに貴重なお話を聞かせていただきました!

 

※取材は3月上旬、感染対策のためオンラインで実施

 

 

プロフィール
中村 賢(なかむら けん) ecorepoリーダー
法文学部法経社会学科経済コース新3年生
趣味は旅、アウトドア、珈琲

肥田祐輔₍ひだ ゆうすけ₎ ecorepo副リーダー

農学部食料生命科学科新3年生
趣味は体を動かすこと!バスケや農作業の手伝いなど

☆余談ですが、筆者と同じ幼・小・中出身!

中村賢さん

肥田祐輔さん

肥田祐輔さん

筆者
こんにちは!法文学部の田畑絢香です。
本日はよろしくお願いします!

中村賢さん
中村賢です!よろしくお願いします!

肥田さん
肥田祐輔です!よろしくお願いします!

筆者
早速質問させて頂きたいのですが
お二人が環境問題に興味を持ったきっかけって
ありますか?

中村さん
もともと環境問題に興味はありましたが、取り組みたいけどハードル高そうとか、何から始めていいか分からないっていう思いがあってアクションは起こせていませんでした。
そんな中、自分も環境問題に対してアクションを起こしたい!と考えるようになったきっかけが2つあります。1つ目は、ある小学生の環境を守ることは、自分を守ることという言葉です。自分より若い小学生が、より良い未来のために動こうとしているのを見て感銘を受けたと同時に、このままでいいのかという思いが強くなりました。2つ目は僕の夢の1つ「カッコ良く生きる」を考えたとき環境や地球の事を考えずに自分さえ良ければいいや」という精神と、大量生産・大量消費社会の在り方に疑問を持ったことです。

肥田くん
農学部に入学したことが大きいです。農業体験をさせてもらいに、農家さんを訪ねていた際に、”環境問題”があることを知り、環境活動家の方の講習会を聴きに行ったことがきっかけです。

筆者
エコレポを始めたきっかけは何ですか?

中村さん
かごしまゼロカーボンラボという鹿児島市主催の企画がきっかけです。
環境問題に対して何か取り組みたいと考えていたときに、気候変動の専門家である大岩根 尚さんに声をかけて頂き、参加を決めました。そして、この企画の一環で環境問題や気候変動の現状を学び、「実際にアクションを起こしてみよう」と始めたのがエコレポです。自分を含め9人の学生メンバーで昨年11月から活動中です!
かごしまゼロカーボンラボとは?
鹿児島市が2019年末に宣言した、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロシティかごしま」宣言の一環として、25歳以下の鹿児島に住む人が中心となって地球の今を学び、自分たちにできることを考える活動。
※昨年度の開催は2月末に終了

 

 

筆者
具体的な活動内容を教えてください。

中村さん
地球環境への配慮や、環境問題に対しての取り組みを行っているお店や施設、イベント、モノなどを取材させて頂き、SNSでご紹介しています。Instagramとnoteを使って発信しています。この活動を通して「暮らしの中で環境問題を身近に楽しく考えてもらう」きっかけ作りが出来たらいいなと思っています。
今年1月17日にはSNSでご紹介しているエコなスポットを巡る「エコレポツアー」を行いました。
ツアーで知ったエコな選択肢や学んだ事を、今後の生活に取り入れていきたいという意見を多数頂いた
のが、すごく嬉しかったです。

筆者
素晴らしい活動ですね!
1つお聞きしたいんですが、「暮らしの中で環境問題を身近に楽しく考えてもらう」とありました。環境問題というとシリアスなイメージで楽しさと結びつかないのですが、なぜ楽しさが必要だと思われるのですか?

中村さん
小さなことでも続けられることが大事だと思います。
やはり楽しくないと継続は厳しいと思うので。

筆者
なるほど。確かにそうですね...!
では次に、環境問題を考えるうえで何が必要だと思いますか?

中村さん
まずは、気負わず楽しく自分のできる範囲で取り組むことが必要だと思います!
環境問題は複雑に絡み合っていて、僕もまだまだ知らないことがたくさんあります。「自分がやっても何も変わらないんじゃないか」と考えたこともあります。そんな中、環境問題に対するアクションを続けられているのは、割り切って自分のできる範囲で取り組んでいるからだと思います。
そして、楽しんで取り組むことで「もっと知りたい。学びたい!」「もっと何かアクションを起こしたい!」という思いが湧いてきます。まずは楽しく自分のできる範囲で取り組んでみてください!

筆者
手軽にできる環境対策はありますか?

中村さん
暮らしの中で気軽にできる取り組みとしては、よく知られている省エネ・節電・節水です。特に冷蔵庫、冷房の管理は重要です。家庭から出る食品ロスの削減も気軽にできる対策の1つです。買いすぎない、腐らせない、食べ残さない、作りすぎない...といった事が重要です。
これを解決するために「フードロスカレンダー」というものをSNSでご紹介しています!   すごく便利なので、ぜひ利用してみてください。                        なるべく公共交通機関や自転車を利用することも1つです。
自動車に比べて二酸化炭素排出量がとても少ないです。「かごりん」などとても便利なのでぜひ使ってみてはいかがでしょうか⁉ あとは、3Rを意識するのも有効です。
これらは環境問題対策のほんの一部です。自分で考えたり調べたりして、楽しめるかつ続けることのできそうなものを見つけることが大事だと思います!

こちら「フードロスカレンダー」の投稿です。ぜひチェック!

筆者
それから、大量消費社会・商品を買うまでの過程が分かりづらい社会がまだ依然として残っていると感じます。なぜだと思いますか?

中村さん
前者は「いいモノを出来るだけ安く買う」という消費者の在り方にあると思います。多くの消費者がいいモノを出来るだけ安く求めてしまうと企業は価格競争を行います。「捨てることになっても、たくさん作った方が儲かる」ことから、大量生産のビジネスモデルが広がっています。また大量消費社会は、発展途上国の過酷な労働状況の問題など歪みをもたらしています。
後者は産業化による大規模な分業化だと思います。モノを作る責任が分散し、作り手の姿を見ることが難しくなりました。一人ひとりが自分事として捉え、消費を立ち止まって考えることが大切です。生産から廃棄までのプロセスを知ることで「いいモノを適正価格で買うこと」が出来ると思います。僕は「消費を通して本当の豊かさとは何か?」をよく考えて、生活するようになりました。

筆者
なるほど。本当の豊かさとは何か。考えさせられますね...!
私も自分自身の消費の在り方を見つめ直したいと思います。
ところで!エコレポの話に戻りますが、現在メンバーを募集をしていますか?

中村さん

募集しています!ただし5月以降、エコレポは活動休止します。今後、環境問題をビジネスの視点から取り組もうと思っているので、興味がある方は、気軽にご連絡下さると嬉しいです。学生のうちに何か面白い事をやってみたい、スキルアップしたい、環境問題について考えたい、という方は、どしどしお待ちしています!

連絡先はコチラ☟
✉: ken.soccer0106@au.com

エコレポの皆さんその1

 

エコレポの皆さんその2

 

 

筆者
連絡先もありがとうございます♪
ではいきなりですが最後に、鹿大生に一言お願いします!

中村さん
環境問題を敷居が高いものだと距離を取らずに、気軽に考えてみてほしいです!まずは、一歩目を踏み出すことが大事だと思います。例えば、自分から地球温暖化のことを調べてみたり、省エネをしてみたり...
小さなことでも一歩目を踏み出すことは、とてもすごいことだと思います。実際に取り組んでみることは面倒と思ったり、壁を感じたりすると思います。僕もそっち側の人間だったので分かります(笑)そういった方たちの一歩目をお手伝いするために、エコレポは発信を続けています。エコな選択肢が皆様の暮らしのお役に立てると嬉しいです!

終わりに

いかがだったでしょうか?

まずはインタビューに応じて下さった中村賢さん、肥田祐輔さんお忙しい中本当にありがとうございました!

とても貴重なお話をお聞きすることができました。

今回のインタビューを通して

 

いつでもモノが手に入る環境にいることが当たり前ではないこと、私たちの行動が社会を変える小さな力になること、そして気負わず出来ることから始めること、が大切だと思いました。

 

今日から!今から!日常にエコな選択を増やして、生活してみませんか??

きっとより良い地球のためになるはずです。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました!

 

ではまた。

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