新入生の皆さんご入学おめでとうございます!
大学から届いた封筒にミールカードのご案内が入っていたのではないでしょうか?
ミールカードとは生協食堂で自由に使える「食堂年間利用定期券」のことですが、生協食堂ましてや鹿大生の食事事情について知らない新入生は契約を大変悩まれるのではないでしょうか?
そんな迷える新入生のために現歯学部2年の筆者が先輩として様々な人の意見を交えながらプラス面とマイナス面を徹底検証しました!
ミールカードについて詳しく→【クリック】
《金銭面から見たミールカード》
ミールカードは年間180,000円で食堂にて朝・昼・晩飯で1日合計1,200円分までの食事をとることができるカードです。
果たしてこれはお得なのか、具体的に考察してみます!
まず、大学に登校する日(授業がある日)と大学に登校する必要が無い日(授業が無い日)に分けると
大学に登校する日=165日
登校する必要が無い日(GW+夏季休業+冬季休業+学年末休業+授業期間(前期+後期)の土日)=200日
(平成28年共通教育行事予定表参考)
一般的に学生は登校する必要が無い日は登校しないので、大学に登校する165日で計算すると、165日×1,200円=198,000円になるため年間180,000円払っても18,000円お得になります!
《検証結果》
一般的な新入生であれば18,000円お得です!(2016年のデータ)
しかし実際のところ、【1,200円ちょうど使い切ること】や、【毎日食堂に行く】ことは難しいです。
では、逆にどうすると損になってしまうのか考察すると、
1年間を通してお得になる分の18,000円÷12ヶ月=1ヶ月のお得分1,500円ですので
{上限額と1日使用金額の差(1日上限1,200円−1日に使った金額)の1ヶ月分合計}が1,500円以上であるとき損をすると言えます!
これは一般的学生が授業のある日に食堂で食事をしない日が月間たった2日のみで損をするとも言い換えれます。
ここまでくるとミールは損するんだなとお思いになる方が多数と思いますが、実際にはミーラー(ミールカードを持つ学生)は多く存在します。そんなミーラーが惹かれている点をご紹介すると
《ミーラーによるミールへの思い》
突然の出費などでいつ金欠になっても食堂に行けば必ずご飯が食べられるという安心感を買っている。
手間や時間などを考えると自炊が面倒になり、どうせ外食するなら食堂の方が安いしミールにするともっと安い。
食堂で食べる際にミールカードで払えばお金を出す必要が無いため楽。
となりました。
今回のインタビューは休日や長期休暇なども食堂へ足を運ぶミーラーの猛者4名から頂いた意見を元にまとめたものです。また、桜ヶ丘キャンパスの猛者からは、「桜ヶ丘キャンパス周辺には飲食店が極めて少ないので最終的に食堂ばかりになるから」という意見もいただきました。
では逆に以下が、1年間ミールを経験しつつも脱ミーラーを図った人々の声です。
《脱ミーラーからの訴え》
正直学食より美味しい飲食店が大学周辺にたくさんある。
1年間契約なので帰省などで、ものすごく無駄にしている気がする。月ごとの契約を作って欲しい。
女子は1,200円分も食べないので上限を1,200円だけでなく600円とかも作って欲しい。
弁当だと飲み物をミールで買うことができない!弁当がいいのにパンがダメなのはなぜ!?線引きが曖昧!
まったくその通り!と多くの学生から支持されるであろう半ばお怒りの声をいただきました。
《結局契約すべきなの?》
正直なところ、どちらかといえばマイナスの部分が多いと感じたと思います。
しかし、筆者はミールの猛者たちと日々ミールを使い続ける猛者の一人なので、1猛者として意見を述べさせてもらうと、新入生にミール適正があるか否かは【自炊をするか否か】【住まいと大学との距離】の二つの要素が関わってくるのでは無いかと思います。大学付近に住んでいて自炊をしない自信しかない学生は是非とも我々ミーラーの一員となりましょう!
いかがでしたか?ミールカードを利用できる食堂は
①中央食堂 、②学習交流プラザ(フードコーナー)、③ガロア(大学会館内)、④教育食堂 、⑤桜ヶ丘食堂 、⑥水産食堂といった食堂で利用可能で、他にもライフサポート、中央ミニショップなどでも弁当を購入できます
中でも③ガロアがずば抜けて美味しいので、一度訪れてみてください!
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