今年、鹿児島高専の専攻科から鹿児島大学大学院の理工学研究科に入学した久冨さんは博士過程の卒業を目標にしています。なぜ高専から鹿大の博士を目指すのか聞いてみました。
Q1.高専の専攻科から鹿児島大学の大学院に進学した理由は何ですか?
高専の先生になりたいから大学院に進学しました.
鹿児島大学を選んだ理由は,
インターンシップでお世話になり,進学したいと思ったからです.
あとは,高専時代の研究室の先生が,鹿児島大学の出身だったこともあります.
他には,鹿児島大学と鹿児島高専が交流を持っていることや,
自宅通学ができることもあります.
Q2.なぜ博士(ドクター)になりたいのか
高専の先生になるためには,博士が必要だからです.
特に研究をもっとやりたいとか,そんな意識の高い理由はなかったりします(笑).
博士を取って,高専の先生になるための最善のルートが,
鹿児島大学の大学院に進学して,博士を取るのが良いと思ったからです.
あっ,なんか意識低い感じのコメントばっかりだけど,
大学院で,研究の基礎や豊富な知識を身に着けたいと思っています.
私がお世話になった,高専の先生方は,とても研究熱心で,
博識な方ばかりでした.
少しでも,そんな先生方に近づきたくで,研究や勉強をしています.
私が,高専の先生になりたい理由は,ほぼ憧れと感謝が大きいと思います.
Q3.どんな研究をしているんですか?
タイリングアートの研究をしています.
身の回りにはレンガや陶器のタイルなど,多くのタイルが使用されています.
このタイルを芸術に高めたのがオランダの画家エッシャーです.
身の回りのタイルは,正方形や長方形など,比較的単純な形をしています.
しかし,エッシャーの作品は,複雑なタイルにより形成されています.
このように複雑なタイルを組み合わせたものをタイリングアートといい,
このタイリングアートのデザイン支援システムについて研究しています.
システムの内容は割愛で(笑)
Q4.理系で頑張っている女子に一言
えー,そんな偉そうに物事言えるほど,
ご立派な人間じゃなですよ.(笑)
一緒に頑張りましょう♪