今までに受賞したコンテスト・コンクールは数知れず



池上彰さん
から論文の発想力を称賛され
鹿大に入学してからたった1年間
・NRI学生小論文コンテストで"奨励賞"
・NHK全国大学放送コンテスト朗読の部で"準優勝"
・鹿児島大学進取の精神学生表彰で"準優秀賞"
と華やかな受賞歴をもつ
2年生になったばかりの木田夕菜さんに
スピーチを始めたきっかけや上手に話すコツなどインタビューしてきました!

コンクール・コンテストに出ようと思ったきっかけはなんですか?

両親から「やりたいことや興味のあることは上手下手関係なく、なんでもやってみなさい!」と小さい頃から教わって育ったため、小学生の頃にポスターや作文のコンクールに応募をしたのがきっかけです。
自分で何か形にして提出することが好きで、挑戦した証が形として残るのが嬉しかったです。
初めて大きな賞をいただいたのは小学4年生の時で、「夢のくすり」作文コンクールで最優秀賞をいただきました。
そして中学生では弁論大会で初めてスピーチに挑戦して、高校生になってからは論文のコンクールにも参加するようになりました。

 

コンテスト・コンクールで大切にしていることは?

作文でも朗読でも事前の”考える”ことに時間をかけることです。
作文では書きたいことを箇条書きにして内容を整理することや、なるべく自分の経験と結びつけることを大切にしています。
朗読では実際に読む練習より、登場人物がどのような心情なのか想像することを大切にしています。

 

コンクール・コンテストでの出来事で印象的なことは?

ノンフィクション作家の最相葉月さんが審査員として話してくださった「変わらずに変わり続けることの難しさ」という言葉が一番心に残っています。
「自分らしさ」「自分の強み」を生かしながらも、新しいものを取り入れて殻を破ることの大切さを考えさせられました。新しいことに挑戦するときは自分らしさをどこか残したいと思っています!

 

大学に入ってから何か挑戦したことはありますか?

今までは原稿を読むだけだったのですが、放送研究会というサークルに入ってから撮影作業にも挑戦しています。カメラワークや演出方法などで自分の朗読に対する考えを撮影作業に組み込むことができたらいいなと思っています。
また、成人式の実行委員に立候補して抽選会の担当になったことです。
今までみんなをまとめていくという経験がなくて、自分が周りの人を引っ張っていく難しさに気付かされました。大学2年生になってサークルの幹部になるので、そういった経験を通じて成長していきたいです。

 

噛まない方法・スピーチの極意・緊張を和らげる方法なんてありますか?

母親から「審査員の方を”こんにゃく”だと思いなさい」と言われていて笑
「柔らかくてグニャグニャしているから力が抜けるでしょ!」と…
あまり共感してもらえないと思うのですが…笑
こうすると私は余計な力を抜くことができてリラックスできます。

本番は自分らしく、楽しむこと
そして、失敗しても堂々として、ゆっくり話すことを言い聞かせています。

 

木田さんの原動力とは?

自分の考えていること・感じたものを誰かに伝え、表現することの楽しさです!
また、表彰式や掲載していただくことを通して、これまであまり連絡を取れていなかった人との繋がりや新たな出会いが生まれて、人の輪が広がっていることが嬉しいです。

 

鹿大ってどんなところだと思いますか?

鹿児島大学の開放的なところが好きです。
それは、総合大学ということもあり、出身や文理・専攻の異なる人たちと交流が持てるところです。また、大学っていうと周りを塀で囲まれて閉鎖的だと思っていたのですが、まったく違いました。
地域の方や小さな子供さんも学内で多く見かけますし、緑の多い大学なので周囲の環境にうまく溶け込んでいる都市公園のようなイメージで開放感があります。

 

鹿大生のみなさんへお伝えしたいことってありますか?

まだまだ2年生なので、お伝えできることってないんですが…
私自身は何か自分の強みだったり、他人と比べてではなくて自分の中で誇れる部分を持てたらいいなと思っているので、私は大学生活を通して、より多くの人と関わって、何か一つ自分を支えるものを作りたいです。

 

今後の目標や頑張っていきたいことは何ですか?

大きな目標を立てても長続きしないので、小さな目標の達成を続けていって
いつか大きな目標を見つけた時にそれを達成できるようになりたいです。
具体的には、表現することを続けて表現の仕方や技術を磨いていきたいです。
また、自分で書いた文章を自分の声に載せて多く人の心に届けられたらと思っています。

 

木田さんにとってスピーチとは?

物事を考える時、自分の経験と結びつけて考えるため、自分のことをよく知らないと書けません。
なので、私にとってスピーチは、自分を表現する場であると共に、自分自身を振り返るものです!

 

木田さん、インタビューのご協力ありがとうございました!
残り3年間の大学生活で成長していく木田さんに要チェックです!

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