KADAI INFOには、「Yahoo!」や「Canon」に就職するような優れたエンジニア達がいます。
そのうちの一人であるエンジニア松尾さん家に遊びに行くと、賃貸の扉をオートロック化していたり、テレビや照明を音声操作しているではありませんか!

発見!ヘンな鹿大生!

灯台下暗しとはこのこと、今回はそんなエンジニア松尾さんの家を紹介します。


サハシ
学生証で解除されるオートロックの玄関!
まず、その仕組みについて教えてください!

松尾さん
はい、絵で描くね。

 

 
 まず、扉に磁石と磁気センサーをつける。磁気を感知しているときは「扉が閉まっている」、磁気を感知していないときは「扉が開いている」っていう判断をするんだよね。
 

 そのセンサーの信号を ”ラズパイ”(RaspberryPi) っていう小さいPCが受け取ると、モーターを回して鍵を開閉してくれる。

外から鍵を開ける時は、郵便受けにあるカードリーダーに学生証とかをかざすと扉が開く仕組みになってるよ。

サハシ

ただでさえ分からないのに、記事にするのは絶望的ですね。笑
なんで作ろうと思ったんですか?

松尾さん
もともと、こういう製品があって。
だけど、それが3万円もしたから、「自分で作りましょう」ってなったの。
初めはダンボールで試作してたよ

サハシ
すごいです。
聞いてもわからないと思いますが、
一応…音声で電気がついたり、エアコンがついたり、テレビが消える仕組みも聞いていいですか?

松尾さん
これは、GoogleHomeと”ラズパイ”に繋いだ赤外線モジュールでできてるんだよね。

 

 

GoogleHomeが受け取った音声コマンドに応じて、”ラズパイ”が赤外線信号を出してリモコンと同じように家電を制御してるの。

エアコンとか、 照明とかネットワークにつながっていない普通の家電をGoogleHomeに対応させるには”ラズパイ”がいるんだよね。 “ラズパイ”は何でもできちゃうよ。

サハシ
家をスマートホーム化しようとしたきっかけは何ですか?

 

実家に住んでた時に、車庫のシャッターを音声で開けたら便利かなと思って、 ”ラズパイ”とシャッターリモコンを繋いで、スマホの音声入力でシャッターを開けれるようにしたのが最初かな。  そこから一人暮らしを始めた時に、「やっぱ家を快適にしたい」と思って。

 

サハシ
普段から主にハードウェアを作っているんですか?

 

いや、高校生の時からプログラミングに興味があったから、主にアプリの開発をしてて、
今も、プログラミング教育アプリを作成してる途中だね。

他にも、Webサービスもしてて、一番頑張ったのは 速度制限でもユーチューブが観れる Slowtubeっていうサイト作りかな。ゼミの副テーマでARを使ったこともしてるよ!

サハシ
何がきっかけでこのような技術を学ぼうとしたんですか?

学んでるって意識はないけど。
何かやりたいことがあって、ググって手を動かしてたら出来ていったっていう感じ。
それを 実現する手段がプログラミングだったんだよね。 

サハシ
ズバリ、あなたにとって、プログラミングとは?

松尾さん
アイデアを形にできる最強のツール!

 


取材のご協力ありがとうございました!
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