この記事を読んでいる皆さん!

 

魚は好きですか!!

 

もちろん僕はYes!水産学部ですしね!(笑)

 

そんな中、水産学部やKADAI INFO内に

水産学部生に起業した人がいる!

という噂が流れました!

 

そりゃあ水産学部生としても、KADAI INFOのメンバーとしても、

放ってはおけないでしょう!?

 

今回は噂の「さかなスタイル」を立ち上げたという鹿大の水産学部生である、

仁科 八起さんに、

同じ水産学部である筆者がインタビューに行ってきました!!

 

まずは仁科さんのプロフィールから!

 

 

 

 

PROFILE

仁科 八起(にしな はつき)さん

さかなスタイルでは「うおたろう」さんとして活動されています!

水産学部 2年生

ワカメを使った地域活性化プロジェクトでビジネスプランコンテスト全国制覇

全国で43人目のマリンマイスター

兵庫県庁からゆずりは賞受賞

2018年11月にさかなスタイルを立ち上げる。

 

Question・・・さかなスタイルはどのような活動をしている団体ですか?

 

ふじきょー
さかなスタイルは基本的にどういうことをしている団体ですか?

仁科さん

活動内容としては、「魚をもっと身近なものに」っていうのをコンセプトに、

もっと色んな人達が、魚について知れる場を提供したいから、

一番目につきやすいことでやってるのは、Twitterで毎日魚の情報を発信

あともう一つが、魚捌き教室も企画してるんやけども、

これって言うのは付け加えに過ぎなくて、メインとしては、鹿児島の離島を使った新しい流通スタイルを生み出すっていうビジネスで、他の団体と違うのは、あくまでビジネスで起業している団体っていう感じになるね。

 

魚捌き教室の様子はコチラ!

 

 

ふじきょー

なるほど!Twitterの投稿も、いつも見てます!

いろいろなメンバーさんがいらっしゃるみたいですが、

現在さかなスタイルのメンバーは何人ですか?

 

仁科さん

鹿児島大学のメンバーは6人で、神奈川の北里大学に3人の合計9人で、

内訳は鹿児島大学の農学部が1人、工学部が1人、水産学部が4人、

北里大学が海洋生命科学部が2人と獣医学部が1人でやってる!

 

ふじきょー

他の大学にもメンバーがいらっしゃるんですね!

神奈川は意外でした!

北里大学のメンバーとはどのようにして知り合って、今はどのような感じで連絡を取り合っているんですか?

 

仁科さん

北里の3人とはTwitterで知り合った!

今は毎日LINEで連絡を取り合って、魚クイズを投稿してるのがその3人なんやけど、そこで「今日はこんな投稿をするんですけど、確認をお願いします」っていうので、信憑性のあるデータかを確認したりして連絡してて、

ちゃんとした電話でのミーティングとかは、毎週金曜日にこれからの運営をどうしていくかっていう話をしてるね。

 

ふじきょー

着々とメンバーが集ってるみたいですね!

活動の呼びかけはいつからですか?

 

仁科さん

後期が始まってすぐの頃に呼びかけをして、2018年の11月に人が集まったから、

まだ生まれたての学生団体なんだよね(笑)

 

ふじきょー

そんなに最近なんですね!!びっくりです!

これからといった感じですね!!

 

ふじきょー
団体発足のきっかけって何ですか?

 

仁科さん

高校生の時に、ワカメを使った地域活性化プロジェクトを考案して、ビジネスプランコンテストに出場して全国で優勝して、「地域活性化って面白いな」ってなって、

鹿児島に来て鹿児島の水産物の魅力を知ったから、これをもっと色んな人に知ってほしいなっていうのがきっかけだね!

 

 

ふじきょー
ビジネスプランコンテスト...興味深いですね...

後ほどそのお話もお伺いします!

 

Question・・・さかなスタイルを立ち上げた仁科さんってどんな人??

 

ふじきょー

次はそんな仁科さんについての質問なんですが、

ちなみに、仁科さんが魚との関わりを持ち始めたのはいつからですか??

 

仁科さん

海との関わりはスゴいよ俺!(笑)

両親もおじいちゃんも魚好きで、物心付く前から魚とは触れ合ってて、

それこそ持ちネタなんだけど、小1から小6までの自由研究全部魚拓なんよ(笑)

だから本当にちっちゃい頃から魚とはずっと縁があったんやろうね!

いつの間にか身近に魚がおったからね~!

 

ふじきょー
「いつの間にか身近に魚がいた」...めっちゃ名言じゃないですか!(笑)

 

ウェットスーツで潜って魚を獲った仁科さん!

なかなかの大物ですね!!

 

ふじきょー

ビジネスプランコンテストで全国制覇されたという話がありましたが、

詳しく教えてください!

 

仁科さん
ワカメを使った地域活性化プロジェクトを考案して、アイガモにワカメをあげてブランド化させたりとか、ワカメからガスを発生させたり、あとは、大もとであるワカメがどうやったらいっぱい増えるのか、水温とかを計測したり、小学生向けの食育活動とかを地域活性化プロジェクトとして南部地域っていう8校ぐらいが集まるやつで発表して、そのまま全国で優勝してたんよね。そこから「地域活性化って面白いな」ってなって、鹿児島来てから、鹿児島の水産物の魅力をもっと知ったからこれをもっと色んな人に知ってもらいたいなって思ったのがきっかけやね。実はというとめっちゃ自慢したいことがあって、水産高校は課題研究がみんな課せられて、俺が発表したビジコンっていうのは全国の水産高校の大会なんやけど、地域がバリバリ競合がおって、俺ら50何回もあって一回もそこで勝ったことがなかったんだけど俺らがそこで初優勝して、全国初出場なって、初優勝したんよ!

 

ふじきょー

初出場で初優勝って、すごすぎますね!

こういう実績って、面接のときに役に立ちそうですね!

「初出場初優勝」...噛んじゃいそう...笑

ちなみに、何がきっかけで出てみようと思ったんですか?

 

仁科さん
高校が水産高校やったんやけど、遠くて寮生活をしとったんよね。そこは田舎のすごい過疎化してるところで、せっかく水産高校やし何かできんかなと思って、俺らのところカニがめちゃめちゃ有名なんだけど、それ以外に戦えるものがなくて、それを探した時期に「あ!ワカメがある!」ってなって、「ワカメで何かしようぜ!」ってなってから、そこからいろいろ、アイガモとか、ガス発生させたりとか、食育活動に発展させていけないかなっていうのがあってね!でもいま感じてるけど、めっちゃしんどかったよ!(笑)

 

ふじきょー
受賞してから何か影響とかはありましたか?

仁科さん
地域ぐるみでワッショイワッショイ!やったやったー!みたいになって、兵庫県の県庁からは「ゆずりは賞」っていうのを貰って、それを貰ったのが第2回やったんやけど、この表彰状は兵庫県下で特に優れた成績を残した人に対して送る賞状ももらいました!
横断幕なんて程遠いものやと思っとったけど、2回もあったね!

 

ふじきょー
仁科さんの実績の中に、マリンマイスターっていうかっこいい単語がありますよね!
めちゃめちゃ気になったんですけど、マリンマイスターについて詳しく教えてください!

 

仁科さん
マリンマイスターっていうのは、水産高校で特に水産資源について特化した人で、要はめちゃめちゃすごい人みたいなのがあるんやけど、それが始まってから俺が全国で43人目なんよね!これを高校生の時に貰ったんよ!

 

Question・・・さかなスタイルの今後の目標は??

 

ふじきょー
さかなスタイルの目標はありますか?

仁科さん
ありますよ!めちゃくちゃBIGな話していい?(笑)
これは確実にするんやけど、2019年の夏、だいたい9月や10月あたりをめどに、新サービスを提供します!
詳しいところまでは言えへんけど、鹿児島の離島の魚をまず最初は鹿児島市内の居酒屋に提供する!それから、このプランをビジコンに提出したりとか、スポンサー獲得、あとは魚を提供してくれる漁業者探しと、受け入れ先の鹿児島市内の居酒屋を回ることからかな!

 

ふじきょー
それに向けて準備したいことはありますか??

 

仁科さん
鹿児島の水産流通についてもっと知らないといけないし、それこそなんも知らないやつが何はじめてんねんってなりたくないから、魚の知識もつけないといけないし、ビジネスの動かし方とかっていうのは今もっと必要かなと考えてるところやね...

 

ふじきょー
ロマンの塊じゃありませんか!!(笑)
ちなみに離島っていうのは具体的には決めているんですか?

 

仁科さん
めどはつけてるけど、だいたい3つの離島で取れた魚を一つの市内にまとめてそこから提供するっていう感じかな!もともと鹿児島の離島の魚は鹿児島市に卸されるから、そんなに遠くない島になりそうだね!

 

Question・・・鹿大生に向けて言いたいことはありますか?

 

仁科さん
個人的に思うのが、学生のうちにやりたいことをとりあえずやってみるってことかな!
っていうのも、やっぱり俺はまだ社会人じゃないけど社会人の人とかは「学生のうちに〇〇しとけばよかった」みたいなのがあるけど、思うんだけど、学生って時間もあるし、余裕もあるし正直いろいろ時間はある中で、もう一ついいことがあって学生ブランドを使えるんよね!「俺たち学生でやってます」みたいな、それってめちゃくちゃデカいと思う!
俺は片っ端から漁業者さんに電話でアポを取ってちょっとお話伺いたいんですけど、「学生で〇〇してて...」って言うと、「いいよ!おいでよ!」って言ってくれるから、学生ブランドも使えるし、時間もあるから、とりあえずなにかしてみたら変わるかもしれんね!ホンマに俺は良いようにも悪いようにも後先考えない人だから(笑)

ふじきょー
やっぱり失敗を恐れないみたいなのはあるかもしれないですね!

 

仁科さん
やっぱり時間はあると思うからね!バイトをしてる人でも少しは時間あると思うから、学生時代に何をしたかが、例えば就職活動とか、その先で就職してからの仕事内容にめちゃめちゃ反映してくるなっていうのがあると思う!

 


このインタビューで、仁科さんの魚や海に対する愛情が感じられて、

聞いている筆者もワクワクしました!

仁科さん!ありがとうございました!


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