突然ですが、みなさん「学生のうちに遊んでおけよ」「学生のうちにしかできないことをしろよ」って先輩・社会人によく言われませんか?
そんなとき僕は「そんなこと分かってるけど、漠然としすぎて何したらいいかわからん!」と思っています。具体例を出せ。と、
そんな僕がこの度 ”学生にしかできない最高にエキサイティングなコト” を発見しましたので、せっかくですし鹿大生に伝授したろ、とエゴ全開で思った次第です。ご覧あれ。
”学生にしかできない最高にエキサイティングなコト”
それは”ヒッチハイク”です。
ヒッチハイク(英語: Hitch hike)とは、通りがかりの自動車に(無料で)乗せてもらうこと。(Wikipediaより引用)
今回の記事は、2017年の夏季長期休み中に「1万円で鹿児島からどこまで行けるかヒッチハイク旅」をしてまさかの北海道まで行けた筆者と、「2度にわたるヒッチハイクで64台の車に乗ってきた」という教育学部3年の篠崎君と共同で作成し、全て肌感覚に基づいたゆるゆるな記事です。
<目次>
①ヒッチハイクのメリット
②”64台の車に乗った男”篠崎君インタビュー
③いざ実践編!ヒッチハイクの準備・テクニック
④最後に(+筆者の体験談)
【①ヒッチハイクのメリット】
- 紙とペンでどこにでも!【圧倒的な自由感】
ヒッチハイクに金銭的・時間的拘束は何もありません。気が向くままに休んでは、気が向くままに紙に地名を書き込んで次の土地へ。予定や予約は何もありません、全てを気の向くままにフラフラと、、、なんとでもなる精神がつきます。
- 年齢・性別・性格全てがランダム!【様々な人との出会い】
20歳の若い女性や72歳のおじさんであったり、会話の好き嫌いもノリの良し悪しも全てがランダムで、日常生活ではおそらく出会えなかった人たちと話すことができます。筆者は連絡を取り続ける友達もできました。
- トーク力・適応力が嫌でも付く!【対人能力の向上】
たとえ会話が苦手でも、相手はヒッチハイクをしている謎の人物に興味を持ってくれていて、自然と会話は生まれます。移動中ほとんど会話することになるので、さすがにこれほど短期間に多くの場数を踏めばどんな人でも会話が上手になります。
- 非日常の連続から得る【達成感】
ヒッチハイクはとにかく達成感がすごいです。一日で〇〇まで行けた!〇〇分しか待たなかった!相手に好かれてご飯を奢ってもらった!など、普段経験をしない新鮮なことの1つ1つに達成感を得れます。
- 人の温かみに触れて【人間を好きになる】
車に乗せてくださる人はいい人であるのは間違いないです!だからこそ人の温かみに触れ過ぎて人が全員いい人に思えてきます。笑
- 簡単なのにいろんな人からスゴイねって言われて【照れる】
ヒッチハイク中やその後、特に難しいこと・辛いことは無かったと感じると共に、様々な人にスゴイねって言われます。シンプルに嬉しいよ。
【②”64台の車に乗った男” 篠崎君インタビュー】
-きっかけは?
水曜日のダウンタウンの「美女がヒッチハイクをしたら一日で本州縦断できる説」で青森から広島まで行けたのを見て、暇だったしやってみよ〜って思った。軽い気持ち。
始めは、鹿児島⇄実家の博多の往復で、2度目は鹿児島⇄北海道の往復をして、計64台の車に乗ったね。
-面白いことはありましたか?
八代から松橋まで乗せてくれた25歳シングルマザーに元カレに似てると言われ、卒業して彼女いなかったらもらってほしいと言われたね笑
-ヒッチハイクをして、よかったことってある?
大人が怖くなくなった。
それは、いろんな考え方に触れたし、大人と話すのが普通だから、ビビらなくなったかな?
大人に対する考えが変わったし、大人に向き合う姿勢が変わったよ。
【③いざ実践編!ヒッチハイクの準備・テクニック】
突然ですが、ホリエモンこと堀江貴文さん著作の「ゼロ」より引用
ヒッチハイクによる小さな成功体験を積み重ねることで、僕はコンプレックスだらけの自分に自信を持てるようになっていった。もう見知らぬ人に声をかけるのも怖くない。交渉だって、うまくできる。自分の殻を打ち破ったという、たしかな手応えがあった。僕が起業後にも臆することなく営業をかけて行くことができたのは、このヒッチハイクの経験があったからこそなのだ。
①と②、そして上記のホリエモンの言葉を読んで、「ヒッチハイクやってみたい!」そう思った鹿大生のため、いざ実践すべき時に不安材料となることの答えを全て書いちゃいます!
-まず、準備って何がいるの??
<必須なもの>
・スケッチブック(大きいものが良い)
・ペン(2センチほどの太さだと尚良い)
この二つはヒッチハイクをするにあたって必須です!短距離のヒッチハイクであればスケッチブックではなくてダンボールでも可能ですよ!
<あったら良い>
・全国高速道路マップ
どこまで行きたいか、具体的な地名、サービスエリア名、パーキング名、インターチェンジ名を言う時に必要です。
スマホの地図でも代用できますが、サービスエリアやパーキングの大きさ(施設内容や駐車数)などが簡単に分かるので便利です。ただ、800円と割高感はあります。
・大きめバックパック
スケッチブックを持ち続けるのはとても面倒なのでスケッチブックが入る大きさは欲しいところです。
あとは、一般的な旅行の持ち物と同じです。例えば僕の場合
こうなりました!
帽子、Tシャツ×4、海パン、短・長パン、パンツ×5ソックス×5、タオル×3、ベルト、メガネ、ペン、スケッチブック、筆記具、自撮り棒、ボディーペーパー、シャンプー、ボディーソープ、全国高速道路マップ、カメラ、折りたたみ傘、バックパック、首かけ小物入れ、モバイルバッテリー、ケータイ充電器、イヤホン、腕時計
-車内で一体何を話せばいいの??
確かに、知らない人と話すのは不安ですよね?それでも、基本的には
・自己紹介(名前・出身・大学名と専攻)
・自分がなぜヒッチハイクをしているか
・車を止めてくれた理由
・恋愛(結婚)
・相手の年齢・仕事・家族
・趣味の話
(実体験として、男性は「スポーツ」特に40代以上では「野球・車」以下では「映画・漫画・アニメ」
女性は「音楽・旅行・ファッション」の話題が多いかなと思います。)
上記のことを主に話すので、ビビるのは初回だけかなと思います!
-鹿児島のどこからヒッチハイクをするべき?
ヒッチハイクで乗る車が高速道路を走ってほしいのか、下道を走ってもらいたいのかによるのですが、
高速道路であれば”インターチェンジ前”
鹿児島市からであれば、鹿児島インターチェンジに繋がる”武岡トンネル前”がおすすめです。
より具体的に言うと、市電の「中洲通」から西に向かってJRにまたがる橋を渡ったあたりです。
3車線になるので、車が止まりやすいですね!
他にも、鹿児島北インターチェンジがありますが、そちらは”ヒッチハイク禁止”と書かれている上に、
鹿児島インターも鹿児島北インターも体験した篠崎君はどちらも「そう変わらない」とのことでしたので、鹿児島インターをオススメします。
しかし、時間はあるし高速道路ではなく、下道で行きたい場合のオススメは”3号線”
鹿児島北インターにつながる国道です。どうしても高速道路が嫌なら、鹿児島北インターを過ぎたあたりから始めましょう!
【④最後に】
ヒッチハイクはとにかく簡単です。紙を持って立つだけ。本当にそれだけです。
理由はなんだっていいと思います。お金がないから、自信をつけたいから、楽しそうだから。
少しでもやりたいと思った人は、深く考えずにやってみてください。(でも、特に女性は二人でヒッチハイクするなど安全面には気をつけてね!あと必ず感謝の気持ちを持ってやろうね。)
きっと、素敵な人々と出会って、何にも縛られない自由さを感じ、一生忘れない冒険になるのではないでしょうか?
そして、めちゃくちゃ具体的に書いた「1万円で鹿児島からヒッチハイクでどこまでいけるか」は【こちら】(個人のブログに飛びます)
では、またまた堀江貴文さん著作の「ゼロ」より引用して、この記事を終えさせてもらいます。
経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていくのである。
「この本を読んで、よし、自分もヒッチハイクをやってみよう!」と思える人、行動に移せる人は、その後の人生でも多くのチャンスをつかむことができるだろう。一方、「さすがにヒッチハイクなんて・・・」と思ってしまう人は、目の前に流れるチャンスを掴めないまま、凡庸な人生が待っているのかもしれない。