水産ビジネスのグローバルリーダーになるべく、水産貿易の拠点であるシアトルでの長期インターンを行った水産学部4年の山下さん。行動力がある彼女の留学生活の中身について聞きました!
協力:海外研究会

※こちらの記事は、2016年10月に書かれたものです。予めご了承ください。

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1)山下さんの留学のきっかけを教えて下さい!

インターンという実務経験を通して水産のグローバルビジネスについて学びたかったからです。

私は大学の講義で国際水産学や貿易学について学んでいます。特に貿易学は楽しく非常に興味を持っていましたがその反面、貿易の現場は、経済・政治・紛争など世界情勢により日々変化しているので座学だけでは実際のことがわかりません
現場に行き、どのような戦略を立てながらビジネスを行っているかが知りたくてインターンに行くことを決めました。

 

2)留学はどの国にどれくらい行っていたのでしょうか?

留学先はアメリカのワシントン州にあるシアトルという場所です。

最初の4ヶ月は学生ビザ(F1)でワシントン大学で語学研修を行いました。その後日本に一時帰国して、インターンのために交流訪問者ビザ(J1)に切り替えました。その後シアトルに戻り、水産商社で半年間のインターンを行いました!

トビタテ留学JAPAN2期生として留学のプログラムを自分で決めました!

 

3)トビタテ生だったんですね。では実際にインターンでやっていた業務について教えて下さい!

水産商社では営業部に配属しアジア向けに輸出する水産物の貿易のアレンジメントを主に行いました。
後半からはアメリカ国内向けの生鮮流通のサポートも行いました。

日本商社の子会社だったのですが8割が外国人だったため、英語力はもちろん、コミュニケーション力が鍛えられたと思います。
特に、日本人と外国人(アメリカ人)と仕事する中で、文化の違いやマナー、仕事の取り組み方、考え方など双方の相違点を感じることができたのはとても面白かったです。

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4)留学での学びはありますか?

インターンにおいてはアメリカの水産業、特にアラスカで漁獲されるサーモンの流通について勉強しました。また、貿易だけでなくアメリカ国内のマーケットについても学ぶことができました。

また自己の成長の観点からいうと、多様多種な人種の社員と働いていたので、国際感覚や相互理解力などがついたと思います。

 

5)今後の目標を教えて下さい!

海外研究会という部活に所属しているのですが、そのメンバーの一員として留学や海外へ興味をもつ学生の支援及び環境作りを引き続き頑張りたいです。

また、アメリカでの生活がとても楽しく、文化も好きだったのでアメリカで再び働けるようまた大学院進学や就職をしてアメリカに戻る予定です!

 

山下さんありがとうございました!

 

※海外研究会とは

鹿児島大学公認サークルで、現在112人の学生が参加しています。鹿児島の学生の海外渡航を応援し、海外へ自らが挑戦することに対しての敷居を下げるために日々活動しています。本インタビューは、海外経験報告会2016(主催:海外研究会 日時:2016年10月15日)の発表模様も交えて掲載しています。
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