「留学って金銭面が不安だよ・・・」
「留学興味あるけど勇気が出ないな・・・」
「まず何すればいいんだろう・・・」

鹿大生の中にも悩みを乗り越えて留学1歩目を踏み出せていない人がいるはずです。
でも、一緒に挑戦してみませんか?
1歩踏み出したそのときからあなたはもう過去のあなたじゃない!

 

私は農学部4年(休学中)の有馬航輝です。
トビタテ!留学JAPAN(以下、トビタテ)日本代表プログラムの6期生として、オーストラリアに1年間の予定で留学しています。

なんの為に留学してるんだろうこの人って思いましたか?

その答えは、
『馬術競技馬・競走馬の調教育成技術の体得と、
 馬産業を支える豪州の文化、仕組み、人と人の繋がりを学び
 世界的に活躍できる人材になること』です。

ん〜ん。分からないですよね。ではもっと簡単に言います!
『馬が好き!』この一言です。

留学をものすごく敷居の高いものだと感じている人も多いはずです。
しかし私は今、「馬が好き」という気持ち1つで留学に踏み切りました

 

”トビタテってよく聞くけどそもそもどんなプロジェクトなの?”

トビタテとは、意欲と能力のある日本の若者が海外留学を経験する気運を醸成し、多くの企業や個人からの寄付を基にして、将来世界で活躍するグローバルリーダーを育成する事を目標にしている官民協同国家プロジェクトです。なかでも日本代表プログラムは他方向からの留学支援を目玉に、2020年までに大学生の海外留学12万人(現状6万人)高校生の海外留学6万人(現状3万人)への倍増を目標にした一大プロジェクトになっています。

語学留学等の完全私費留学や、協定校・交換留学だけが留学ではありません。
トビタテはあなたの自由な夢・目標・熱意を all japan で応援してくれます。
君が留学するという国家プロジェクト」なのです!

 

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム 公式説明動画

https://www.youtube.com/watch?v=fKzC1_4bwAs

 

“なぜトビタテを利用しようと思ったの?”

理由は2つあります

1.留学の際に一番の問題である資金を返済不要の奨学金としていただける事

多くの皆さんが留学への1歩を踏み出せない理由の一つに資金面をどうクリアしていくかという問題があると思います。トビタテは、年間最大250万円*の奨学金を返還不要という形で支援しています。

人によっては留学期間中のほぼすべての予算をこの奨学金で賄えますが、私の場合は他の留学生よりもお金のかかる留学計画であったために、最終的に予算の60%程度をこの奨学金でカバーしました。

金銭面で悩むあなたの留学計画も、もしかしたら80,90%を奨学金でカバーする事ができるかもしれません!(*留学先の国・地域により基本的な支給額は決まり留学期間により総額が出されます。 詳細はトビタテ募集要項)

2.熱意あふれるトビタテコミュニティの仲間入りができる事

自らの興味関心や夢、目標から作り上げた留学計画が審査され、合格したトビタテ生の皆さんは本当にcrazyと言うべきか、とにかく行動力が半端ではない人ばかりです。Facebook上では2000人にもなるトビタテ生のグループが存在し、毎日誰かがいろいろな情報を投稿しています。

例えば...
・学生団体で既に活動している人
・様々なプロジェクトに参加し経験を積み、結果を残してきた人
・自分の研究分野には絶対的な自信と探究心を持ち合わせている人
・社会的問題に新たな視点で切り込んでいこうと模索している人

多くの皆さんが目の前に広がる未来に対して前向きに、そして積極的に自らの力をぶつけていて、キラキラしていて・・・私は『仲間になりたい!そして一緒に活動していきたい!』そう思いました。

ただ、今現在そうである必要はありません。
審査で見られるポイントは「情熱と独自性と人間性」です。
あなたにしか考えられない何かが必ずあるはずです。

 

“留学計画をたてて、最終審査までにした取り組みは?”

ⅰ まずは誰かに思いを伝える

本当にぼやっとした思いを先生に伝えてから今日まであっという間に物事が進みました。留学への憧れ・興味・夢・目標を口から出して一緒に揉みほぐして話を固めていくことが大事です

ⅱ その道のプロに話を聞いてもらう

少し具体性が出てきたらその道のプロに会うことがいいと思います。
過去・現在・未来のその分野に対してのプロの考えに触れることは重要です。

私は1週間お仕事に同行させてもらいながらプロの話を聞いて、そして自分の考えを聞いてもらってフィードバックをもらいました。

ⅲ とにかく文章化する

あなたの思いを文章化できるまで脳内のキーワードを整理してください。
自由帳を買ってとにかく手を動かし、書いて、書いて、、書くことが大事です

ⅳ 自分の軸以外の分野への視線も忘れない

その分野に付随する別の分野が必ずあるはずです。
視野は広く、たくさんの視点から計画を練りましょう。
新しいアイデアと出会うチャンスとなります

徹底的に文章化し可視化する事を続けてきたら、面接試験の練習をたくさんしなくてもある程度すらすらとキーワードをつなげて話ができるくらいになります。

 

”実際にトビタテ生として留学を始めて良かった事ってあるの?”

何より奨学金という形で支援していただいている事は本当に心強く、留学期間中の金銭的負担減につながっています。

また、一次審査→二次審査→事前研修と一連の流れを体験し、

自分の軸とは何か
日本代表としての自覚と責任
日本人の宗教観や考え方
現在グローバルリーダーとして活躍されている方のお話など、
たくさんのインプットとアウトプットする機会をいただきました。

 

しっかりとした目的意識を持って留学のスタートを切れることはトビタテ生の大きな強みだと思います。二次審査グループワークや事前研修で出会った仲間達は本当に情熱と目的意識をはっきりと持ち、キラキラと輝いていました。大学生という貴重な時間のなかでそのような意欲あふれる同世代の皆さんと繋がれたことは、将来必ずどこかで大きな自信となり私の背中を押してくれる事でしょう。

人脈は指をくわえて待っていても手に入れる事のできないものです

私が留学を考えた根本的な思い、かつ最終的にトビタテを挑戦の場に選んだ際の考えは以下4つの問いです

『自分は大学生という貴重な時間のなかで、学校生活からはなれた場所で何を得て卒業するのだろう?』
『グローバル化と言われるこの現代、自分が今暮らしているコミュニティを越えて、誰を知っているのだろう?』
『このまま鹿児島という日本の南端で燻り続けて良いのだろうか?』
『レールの敷かれた目先の安心に逃げていないか?』

今もこの問いを大事に、日々オーストラリアで奮闘しています。

トビタテ生はあなたの夢・目標に対する勇気ある1歩を全力で応援しています。
私たちと共に、未来へトビタちましょう!

 


今回の寄稿ライター
農学部4年 Koki Arima

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