どうも、
KADAI INFOの外国人メンバー、アンです。
最近ものすごく時間の流れが早くなってる気がします。
夏休みがあと2週間で終わるとか!早くないですか?
9月なのにまだ暑い夏の、食欲のないあなたのために、
今回は甘い韓国料理のレシピを持ってきました。
え?韓国料理って辛いんじゃないの?って思いがちですが、甘い料理もあるんです。
今回紹介するレシピは、鶏肉の煮物「찜닭 チムダク」です。
目次
概要
찜닭 チムダクとは、鶏肉と野菜を使った煮物の料理のことです。
醤油を基にする甘くてあっさりとしたソースが鶏をはじめとするすべての材料に濃く染み込んで、
長時間強い火で調理した鶏は肉質も非常に柔らかいので、
外国人の方にとっても負担が少なく、美味しさで評判もいい韓国料理です。
煮込む料理なので油がはねる心配もなく、安価で量・味ともに抜群の、
一人暮らしにとって最高の料理ともいえるでしょう。
材料
正式なレシピでは梨、ナツメ、栗などを使って甘みを出しますが、
今回は一人暮らしの方でも入手しやすい材料で作る、簡単なほうを紹介しようと思います。
簡単といっても、前編のゼユクポックムに比べたら、若干複雑で時間もかかるレシピです。
はい。みなさんよくご存じの、あの炭酸飲料のcolaで合ってます。
変なのが入ってるって思う方もいると思いますが、安心してください。
コーラが、意外な役名を果たすのです。
作り方
1.湯がき:十分な水にみりんを3~4T入れて、鶏肉を1回湯がきます。
2.洗浄:湯がいた鶏肉を、ふるいを使って冷たい水で洗います。
3.野菜:にんにくと生姜はみじん切り、じゃがいも・にんじん・玉ねぎ・ねぎは大きめに切ります。
4.混合:準備できた材料を鍋に全部入れます。
5.味付け:つゆで塩味付け、コーラで甘味付けをします。つゆ・コーラ・水を各500mlずつ。
6.煮込む:吹きこぼれない程度の火加減(中~強)で、30分~1時間煮込みます。
鶏肉特有のにおいを取り除く過程です。
十分な水にみりんを3~4T(さじ)入れて、鶏肉を1回湯がきます。
湯がいた鶏肉を、ふるいを使って冷たい水で洗います。
にんにくと生姜はみじん切り、じゃがいも・にんじん・玉ねぎ・ねぎは大きめに切ります。
カレーを作るときより大きく切ります。
準備できた材料を鍋に全部入れます。
つゆで塩味付け、コーラで甘味付けをします。
つゆ・コーラ・水を各500mlずつ。好みによって量を変えましょう。
吹きこぼれない程度の火加減(中~強)で、30分~1時間煮込みます。
長く煮立つほどおいしくなります。
所要時間:約90分
材料費:約1000円
終わりに
昔から韓国には「初伏(초복 チョボク)・中伏(중복 ジュンボク)・末伏(말복 マルボク)」という
伏の日があって、その日にサムゲタンなどの鶏料理を食べる風習があります。
豚や牛が尊かった時代、肉料理として鶏が最も使いやすかったためだと推測されます。
初伏は7月11日〜21日、重複は7月21日〜31日、末伏は8月7日〜17日の間になります。
それが現代まで続いてきて、夏と言えば鶏料理!というのが定着したのでしょう。
そのおかげで、鶏肉を使った韓国料理は他にもいろいろあります。チーズタッカルビとか。
今晩は美味しい韓国式鶏料理で、元気も食欲も取り戻しながら
ちょっぴり韓国気分を味わってみるのは、いかがでしょうか。
では、Have a nice day!