みなさん、明けましておめでとうございます!

編集のあやかです。

 

今年もKADAI INFOをどうぞよろしくお願いします!

 

さて、2023年に入ったところで、、、

今年、鹿児島で行われる大きなイベントといえばみなさんは何を思いつきますか?

 

今回は、2023年に鹿児島で行われる大きなイベントの1つ、“鹿児島国体”にからめて、

鹿児島県出身で国体出場経験のあるスポーツクライミング選手、

「川畑イサム選手」に話を聞いてきました!

 

まず、スポーツクライミングとは…?
登山のスキルの中の1つである「岩を登る行為」が発展してできたもので
「スポーツクライミング」は人工の壁をのぼるもの。
「ロッククライミング」は自然の岩をのぼる競技。
“ボルダリング”、“リード”、“スピード”の3種目があります。
“ボルダリング”は登ることができた壁の量・数、“リード”は登ることができた高さ、“スピード”は登ることができた速さを競い、国体では“ボルダリング”と“リード”が行われます。

 

向かって右が川畑イサム選手

 

プロフィール
【出身】
鹿児島市【現在の所属】
公益財団法人鹿児島県スポーツ協会所属【趣味】
読書、美味しいものを食べること、映画鑑賞【とちぎ国体成績】
成年男子/決勝リード 8位
成年男子/決勝ボルダリング 2位
※その他これまでの成績は↓こちらをご覧ください
https://www.jma-climbing.org/athlete/profile/isamu-kawabata/

【インスタグラムアカウント】@isamu_kawabata

 

クライミングを始めたきっかけは?
小学校4年生の頃に、鴨池の陸上競技場でクライミングの体験会があったんです。
そこで、体験してみてクライミングを楽しいと思ったのがきっかけですね。

筆者
そもそも、その体験会に行ったのは何がきっかけだったのですか?

川畑選手
昔からジャングルジムに登ったり、木に登ったりすることが好きだったんです。
そんな中、学校で体験会のチラシを配っていて興味持ったことがきっかけですかね。

 

現在はクライミングに打ち込む生活を?
基本そうですね。
現在は大学に通わず、クライミングの練習に多くの時間を割いています。
鹿児島に住んでいるんですけど、練習施設の多い東京に遠征に行くことも多いです。
クライミングはのぼる壁が毎回違うので、色々な種類の壁でやった方が練習になるんです。

筆者
大学に行かないという選択をしたのはなぜですか?

川畑選手
正直、大学にいきながらクライミングの練習をするのも良いかなと思いました。
ただ、忙しくなって全部中途半端になるのは嫌だったんです。

 

 

今までクライミングをやっていた中で、1番辛かったことは?
2020年と2021年のジャパンカップで予選落ちをしてしまったことですかね。
日本代表を目指しているのに、その選考大会で予選落ちしてしまうのは、
ちょっと「やばいな」と思いました。

筆者
そういう時の対処法は何ですか?

川畑選手
僕は、マイナス思考になることはあまりないので、なぜそうなったのかを考えて、環境を変えます。
例えば、東京遠征の数を増やしたりとか、練習方法を変えたりとかですかね。
今年は登り方自体を変えようとしました。

 

今までクライミングをやっていた中で、1番楽しかったことは?
海外でクライミングをしたことです!
現地の選手との交流が楽しいのはもちろんですし、
日本とは異なる海外のクライミング「環境」にワクワクしました。
例えば、単純に岩のスケールが違うということや、日本より一般の人に近いスポーツというのもあります。
岩のスケールが違うというのは、日本は山の中に岩がゴロゴロある一方で、海外は平地に大きい岩がどん!とあるイメージですね。
クライミングができる場所が現地の自然公園の中とかにあって、そこでキャンプしている人が見て応援してくれたりするんです。
日本ではそういうことはないので、それが楽しいと感じました。
クライミングをやっていてよかったと思う瞬間は?
新しい友人関係が築けた瞬間や、自分の周りで新しい輪が広がった瞬間です。
純粋に好きなことがあるっていいことだと思うんですよね。
例えば、自分が好きなことだから、それを通して人と友達にもなりやすいし、何かしようと思った際にやりたいことがはっきりしているので判断材料になります。
今後の夢や目標は?
クライミングで「難しいこと」を達成したいです。
これがやりたいとかはまだ決まってないんですけど、「鹿児島にクライミングを広めること」も難しいだろうし、「技術的に高難度のクライミングに挑戦すること」も難しいだろうし、、「岩以外の氷や滝を登ること」も難しそうですよね。
そういったことに挑戦してみたいですね。

編集後記

さて、みなさん今回の記事はいかがでしたか?

この記事をきっかけに、「クライミング」や「国体」に少しでも興味を持っていただけたらとても嬉しいです。

 

実は川畑イサム選手、私の高校の同級生なんです。

年末の忙しい時期にも関わらずクライミングや国体を盛り上げるためならと快く引き受けてくれました。

取材中は、久しぶりの再会に話はつきませんでしたが、クライミングのことを話す際、より輝いた目でとても楽しそうに話す姿にとても感動しました。

川畑選手は、今年のかごしま国体にも出場予定です。興味を持った方はぜひ会場にも足を運んでみてくださいね!

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