BAR経営!モデル!ちょこぱくの運営!
今回はそんな数々の事業をこなす若手社長へのインタビュー…ではなく、なんと鹿大生としては異色の経歴を持つ、理工学研究科2年藤田了さんを直撃!

 

藤田さんのプロフィール

工学部建築学科卒業

大学1年…モデルにスカウトされ、事務所に所属する

大学2年…BAR(GIG)のバイトを始める

大学3年…BARの経営を始める(1店舗目・GIG)
イベント運営を始める

大学4年…BARの経営を新たに開業(2店舗目・Σsigma)

修士1年…BARのコンサルタントとして経営する(3店舗目・Red & White)

 

キラキラとした経歴にイケメンなルックス。人生イージーモードなのかと思いきや…!?今回は藤田さんの濃すぎる大学生活をインタビューしてぎゅっと詰め込みました!

 

- ではまず、一番気になって仕方ないBAR経営から聞かせてください!
  そもそも大学生でもBARって経営できるんですね…!きっかけはなんだったんですか?

はい、大学生でも経営できるんですよ!

大学2年のときのバイト先のオーナーから「オーナーを辞めるからこの店の経営をやってみない?」と声をかけられたことがきっかけでした。

-  えぇ!そんなことあるんですね!(笑)
 実際に経営を始める時ってどんな感じでしたか?

他のバイト生たちはその誘いを断る中で、自分と友達の2人だけ「おもしろそうだし経営してみようよ!」となっていました。

といってもBAR経営なんてしたことなかったので、最初は売り上げの面をどうするか考え、2人で事業計画書を必死に作りました。

中身としては、原価とそれに基づいてメニューをどういう風に提供すると利益になるか、SNSで呼びかけたらどのくらいのお客さんが見込めるかとかそんな感じです!

-  じじじ、事業計画書…。いきなり原価とかってわかるもんなんですかね?

実はバイトをしているときに食材の買い付けなども任されていたため、お酒や食べ物の原価をすでに知っていました。

この知識が経営に役立ちましたね!すごく運が良かったです(笑)

 

オーナーのひとことから始まったBAR経営。 経営を一緒に初めた友人と藤田さん(左)

-  その後3店舗のBARで働いていたと聞きました。すごく大変そうとしか思えないのですが、経営を通して苦労したことってありますか?

一時期は3店舗を同時に経営していました。
自分がキャパオーバーだと分かっていても好奇心でやっていたため余裕がなく、バイト生を教育することが出来ない時期があり、バイト生とすれ違うことがありましたね。

もし、また自分が飲食店を経営するときは、その点を改善したいです。

 

経営2店舗目 Σsigmaのスタッフと藤田さん(写真右から2番目)

 

-  教育なども経営者の役目なんですねぇ。逆にBAR経営を通して得たことを教えてください!

お客さんとの接し方や信頼関係、人の上に立って何かをするという責任感ですね。

特に契約書にはんこを押すときは責任感を感じました!

業者さんとの取引の際では駆け引きの仕方も学びました。「学生だけどちゃんとしているね」って思って欲しくていろいろな小技を身につけましたよ(笑)

 

- もはや社会人ですね。次にモデルのお仕事について教えてください。まずどうやってモデルになったんですか?

はい、大学1年の秋に中央食堂の前でスカウトされたことがきっかけでした!

-  やっぱりスカウトなんですね。でも中央食堂とは…意外です。モデルの仕事内容ってどんな感じなんでしょうか。

仕事のペースは月1回ほどで、主にブライダルの仕事が多かったです。

ブライダルショー時の藤田さん

 

モデルの仕事を経験して、周りから自分がどういう風に見られているのかを知ったり、人前に立つ度胸がついたりしました。

また、ショーやCMなどはクライアントさんや撮影班、大道具さんなど、たくさんの人たちが関わって出来る仕事だということも気づきました。

-  素敵です!モデルの仕事で苦労したことはありましたか?

ん〜…特になかったと思います(笑)

作品を作るというプレッシャーはありましたが、自分がうまく表現できなかったら・・・というような不安はなかったです!

すごいポジティブなので、いつもなんとかなると思っていました!

 

-  確かに藤田さんと話してるとすごくポジティブなのが伝わってきます(笑)

- ところで噂でアミュ広場のちょこぱくのディレクターをしていたと聞いたのですが…次はイベント運営についてきかせてください!

めっちゃ事前にリサーチしてくれてますね(笑)

まずイベント運営をやりだしたのは友達の誘いでクラブイベントに参加したことがきっかけですね。

DJイベントの面白さを知ってこれを自分で運営してみたいと思い、企画したのが最初です!なので最初はクラブイベントから始めました。

 

-  クラブイベントがはじまりだったんですね!どのくらいの頻度で開催されてたんですか?

2013年頃から月に1回騎射場で、年に数回天文館でクラブイベントを開催するようになりました!

-  えぇええ、毎月開催!? ちょっとタフすぎませんか?

確かに経営しているバーとの掛け持ちと、月1回のペースでクラブイベントを開催していたときは割と苦労しましたね(笑)

イベントが終わったら次の日から来月のDJを揃えたりフライヤー(宣伝のチラシ)を作成しなきゃいけない日々が続いていたのでかなり忙しかったです。

また、お客さんが飽きないように毎回変化をつける企画をすることも大変でしたね。

-  すごい努力家!クラブイベント以外ではどのようなイベントを運営したんですか?

フラッシュモブ(街中などで突然パフォーマンスを披露するもの)を企画し、学習交流プラザ前でいくつかのサークルとコラボして、挑戦しました。

フラッシュモブ後の集合写真

 

また、フェスの実行委員や先ほど言っていた「ちょこぱく」といった鹿児島県内でも有名なイベントにも携わりました!

ちょこぱくスタッフのと集合写真

 

-  あ!これが噂のイケメンスタッフしかいないちょこぱくですね。まさか藤田さんが運営だったとは…!


- 次に何かイベントを開催する予定はありますか?

はい!!ありますよ!!!!!
3月17日21:00から「Thirsty soul」というイベントがあります。

私もDJとして参加しますよ!

DJだけじゃなくダンスやライブもあるんで絶対楽しいです。学生最後のイベントぜひ来てください!

 

- 告知ありがとうございます(笑) 最後にすごく濃い経験をした藤田さんから鹿大生にひとことお願いします!

そうですね〜。いや〜こういうのめっちゃ難しいですね(笑)

(20分くらいいろいろと考えていただきました。)


「やる、やらない」も大事ですが、「やったあとに何が残るのか」を大事にしてみてください!

どのような経験が得られ、どのような新しい人間関係を構築したか、が大切かなと思います。

もし新しいことをするときに行き詰まったとしても、自分自身の挑戦する気持ち(自分の中にある核となるもの)があれば大丈夫だと思いますよ!

藤田さん本当にありがとうございました!(ご多忙な中、3時間も話してくださいました。笑)

藤田さんにインタビューをして一番感じたことは、超ポジティブな人だということです!

積み重ねた経験があるからこそ、辛い経験や苦労もいい経験だと思え、さらに自信になると話していました。

また、インタビュー中に「自分はかなりイエスマンだと思う!(イェスマンっていうが映画すごい好き!笑)」ということを話されていました。

どんなことでも積極的に挑戦する姿勢があってこそ、多くの経験を得られ、自分の人生が豊かになるのだと感じました!

「新しいことに挑戦してみたいけど不安・・・」と思っている方は、勇気を出して一歩踏み出してみると、後にいい経験になるかもしれませんよ!

私もイエスマンになれるように頑張ります^^ 

おすすめの記事