10月末。KADAI INFOへ
”自転車で世界一周している人がいるのでよかったら取り上げてください!”
という連絡をいただきました。

「世界一周?・・・それすら凄いことなのに自転車だって!?」
とものすごく食いついた筆者はその方にインタビューすべく、一時帰国していた11月末にお会いしてきました!

 


*プロフィール*
中山 雄太(なかやま ゆうた)さん
教育学部英語専修4年生(現在休学中)
ものすごく笑顔が素敵な方です。

 

聞きたいことがありすぎますが・・・笑
世界一周をするきっかけとはなんだったんですか?

「大学で何をしたかということを残したかったからですかね。
何となく就職して何となく社会に、何も知らないまま出ることが嫌でした。

2年生の11月頃に、ぼんやりと留学できたらなあと考えていましたが、正直留学は誰でも出来るなと思いました。そして、もし留学に200万かかるなら、自分はその200万で好きなところに行って、好きなものを食べるほうが面白そうだと考えたんです。
そこで"やってみるなら世界一周だ!"と。そこから1年間、世界一周をするためにバイトをして費用を貯めました!」

―確かに同じ費用で海外に行くとしても、目的によって得られるものは違いますもんね・・・

 

因みに、その前に海外に行ったことはあったのですか?

「実は今回が初海外でした。」

―・・・ええ!?初海外が世界一周って凄いですね!!

無知だったからこそ、飛び込めたんだと思います。笑
世界に出て、経験していないことを経験したいということがモチベーションとなりました。」

 

では、一番気になっていましたが自転車という交通手段を選んだ理由を教えてください!

「交通費がかからないから、ということが表向きの理由で。笑
バスや鉄道では停まれない、自分の好きな場所の景色を、写真や動画に撮りたくて自転車にしました。自転車は気になるところにふらっと寄れることがいいです。

因みに、全ての交通手段が自転車ということではなく、レンタカーや交通機関を利用することもありました!
海を越えるときは飛行機も利用しています。」

約13kgの自転車と約15kgのバックパック、約3kgのフロントバック。 漕ぐことが大変そうです。

―確かに、飛行機に乗らないと渡れないところもありますもんね!笑
それでも自転車を利用することは凄いことです・・・

 

確かに好きな場所に好きなだけ居られるところは自転車の魅力・・・ですが!
パンクなどなかったのですか?

「ありました。
旅をするなら自分で修理出来ないとと思い、パンクの修理方法など事前に勉強しました!
大きなパンクはオーストラリアの高速道路で起きました…笑
すぐに路肩によけて修理をしましたが、高速道路上ということで怖かったです・・・。」

―高速道路を自転車で通行出来るとは海外らしいですね・・・しかし怖すぎです・・・笑

 

具体的にどのように世界を回ったのですか?

 

中山さんが一番感動したという砂漠。 自然の壮大さが伝わります。


「アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、アフリカの順に回りました!
滞在期間はオーストラリア、アジア、ヨーロッパ、アフリカにそれぞれ約1ヶ月ほどです。」

具体的には
アジアはタイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア

ピピ島 / タイ にて

ヨーロッパはスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、ドイツ、ベルギー、フランス

モン・サン・ミシェル / フランス にて

アフリカはエチオピア、ケニア、タンザニア、ザンビア、ナミビア

エチオピア にて

に行きました!

最初は将来観光目的で行かないかも・・・というところを中心に回る予定でしたが、結局アフリカ以外は観光目的満載な国々に行っちゃいました!笑」

 

そうなんですね!笑
しかしどの写真も本当に素敵です。私もこの景色を生で見てみたいです・・・!
・・・アメリカの方は行かれていないんですね?

「実は用事があって一時帰国をしていて、まだ世界半周なんです。
1月中旬から南北アメリカに行きます!

―なるほど!残りの半周も楽しみですね♪

 

世界を旅して変わったことはありますか?


「ベタな言葉なんですけど、単純に視野が広くなったことですね。よくも悪くも。笑
そして取捨選択が上手くなりましたね。本当にそれが自分にとって必要か考えるようになりました。

例えばのどが渇いて飲み物を買うとして、一時的には欲求が満たされますよね。でも、そこで我慢してお金を貯めて何か経験出来たら、一生の経験になるなあとか。
そのように、ひとつひとつのものを大切に考えるようになりました。」

―一瞬の我慢が一生の経験になるかもしれないと思うと、やはり後者を選びたいですよね・・・

 

鹿大生に伝えたいことはありますか?

「伝えるって・・・おこがましいです・・・
飲み過ぎないようにしてくださいね!・・・というのは冗談で。笑

こういうことをしたのだと、堂々と言えることをしたらいいと思います。
それは何でもいいです。部活でもアルバイトでも趣味でも・・・。無駄なものはないです。
何かしていることで悩んでいるものがあるとして、それをやりこんだら、極めたらきっとその人にとってとんでもない武器になります。それを堂々と言えるようになればいいと思います。」

 

中山さんにとって、旅とは、世界とはなんですか?

「明確なものはないです。
ですが、世界にはこんな世界があるのだと目で見られたのは確かなことでしたね!
自分の目で実際に見られて、凄いとなるものが旅ですね。」

―写真で見る世界と、実際に見る世界は感動が違いますよね・・・!

 

最後に・・・たくさんメッセージをいただいたのですが・・・何かひとことください!笑


”何かひとこと”という無茶ぶりに快く答えていただきました!

「悔いない大学生活を!!」という、力強いひとこと。
中山さんの言葉はひとつひとつが心に刺さり、インタビューを終えた筆者は凄くパワーをもらい、すぐにでも旅に出たいと思うのでした。
素敵なお話をありがとうございました!

 


今月中旬から、南北アメリカの旅に出る中山さん。
残りの半周の旅が素敵なものになりますように!気をつけて行ってきてください!!
またお話を聞けること、楽しみにしています♪

中山さんの旅の写真はインスタグラムに掲載されています!
http://Instagram.com/nkyman999
ぜひチェックしてくださいね♪

 

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