トビタテ!留学JAPANブランドマネージャーの有馬さんのインタビュー記事はこちら!!


 

みなさんは「トビタテ!留学JAPAN」という留学制度を知っていますか?

これは、政府が2020年までに1万人の学生を海外に送ることを目標にしている国家プロジェクトです。

意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的として、文部科学省が2013年10月より開始した留学促進キャンペーンです。政府だけでなく、社会総掛かりで取り組むことにより大きな効果が得られるものと考え、民間企業や個人の皆様か らのご支援やご寄附などにより、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成する活動です。 

トビタテ!留学JAPANホームページよりhttps://tobitate.mext.go.jp/faq/index.html#faq01

せいふ??こっかぷろじぇくと??もんぶかがくしょお??

なんかめちゃくちゃ難しそうやん。。。

留学してみたいけどな~。けど英語に自信もないし、そもそもお金ないし、どうせ私には無理無理~~

はあ、YouTubeでも見よ~(ベッドにダイブ)

 

 

ちょっと待ったああああああ!!!!!

 

「トビタテ!留学JAPAN」は、学力は関係ありません。1次選考では自分の留学計画を書きます。これが通り、2次選考では面接、プレゼン、グループワークなどを行います。これも通れば、晴れて留学に行けます!

これは挑戦してみる価値がありますね☆彡

しかし、留学計画とはどのようなものなのでしょうか?留学先は?期間は?

気になることがたくさん、、、

ということで鹿大にいるトビタテ生(「トビタテ!留学JAPAN」で留学した学生をこう呼ぶらしいですかっこいい…)に、①留学内容、②留学で学んだこと、③留学に興味のある人へメッセージを聞いてみました!!

 


現地適応型イネ栽培技術の研究 inウガンダ

連合農学研究科 後期博士課程1年 中尾祥宏(なかお よしひろ)さん

①修士2年生に在籍していた20176月~11月の6ヵ月間、アフリカ東部に位置するウガンダ共和国を訪れました。現地では国立作物研究所でインターンシップを行い、所属研究室と共同で行われている現地適応型イネ栽培技術に係る研究課題を担当しました。

②留学の経験を通して、人とのつながりを実感しました。滞在中は、どこまで行っても日本人は守られているのだということを感じることができる経験をしました。また、近所・職場の方々や友人達との関わり合いの中で人との結びつきの大切さを学びました。

 ③留学の先にある目標や理想をしっかりと描いておくことが大切だと思います。そうすることで、留学までの苦しい時期も乗り越えることができました。とはいえ、留学に大義名分はいらないと思います。行ってみたい!! と思ったら、ぜひチャレンジしてみてほしいです。

 


 

オーガニックアイスクリームでインターンinデンマーク

農学部生物生産学科4年  引地 千晶(ひきじ ちあき)さん

 

デンマークの人口24人の島にあるオーガニックアイスクリームを作る会社で10か月インターンシップをしてきました。

②自ら動くことで相手の信頼を得られることを学びました。最初は雑用ばかりで思い描いていた”留学”とは異なり複雑な気持ちでいた当初でも、毎日一生懸命仕事をしました。最終的には現地で一人で販売を任されるまでになりました。最初に雑用だと思っていたことは私の技量や仕事のやり方を見るためであったことを最後に知りました。この経験はこれからの生活にも大いに活かしていきます。

 ③何事もやりたい!って思った時に行動すべき!躊躇して後で後悔することの無いように!いつでも相談のります!

 


 

病害の防除技術を学ぶ in オーストラリア

農学研究科 生物生産学科 植物病理学研究室 修士 1 年  大西 弘也(おおにし ひろや)さん

 

オーストラリア2017年11月~2018年10月の1年間研究室と連携し研究を行っていた Murdoch 大学に在籍し共同研究を行うことにより、病害の防除技術を学びました。配属先には優秀な研究者が在籍しており、研究グループの先進的な実験 手法やデータ解析法を吸収することで、自身の研究能力を高めました。 

②日本と違う国に来たことで、いかに自分が日本で恵まれていたのかがわかりました。強制的に甘えられる場所や人がいなくなるとメンタルは強くなることを感じました。人間放り出されると、どのような環境や状況にも順応できるようです。ただ、英語に関してかなり苦戦しました。世界の共通言語は、笑顔じゃなくて英語のようです。

③目的・目標を持って自力で頑張る留学が人生の無駄になるということはないと思います。 留学に興味を持ったら時間のある学生のうちにぜひ挑戦してほしいと思います。

 


 

医科学を可視化させる in カナダ

理工学研究科生命化学専攻 白石岳大(しらいし たけひろ)さん

カナダのトロント6ヶ月間バイオメディカルビジュアライゼーション分野を技術習得しました。難解でわかりにくい医科学(メディカル)をイラストやCG技術を用いて可視化(ビジュアライズ)し、わかりやすく表現するという分野です。留学中に自分の研究を解説するアニメーションムービーを完成させました。

②少なくとも学生の間は「熱意」と「行動力」があれば大抵のことは叶うということです。留学中は思いがけない壁が突然現れますがそれを乗り越えるためには粘り強く行動し続けるしかありません!

③留学しようか悩んでいるあなたへ。もしそれが単に不安による躊躇なら悩むだけムダです!トビタテ!!

 


 

ワールドワイドなさかなクン in フィリピン・マレーシア・オーストラリア

水産学部水圏科学分野 4年 岡本 情(おかもと じょう)さん

 

 2018年3月から一年間ワールドワイドなさかなクンを目指して三か国で(フィリピンマレーシアオーストラリア)魚類分類学を学びました。

大学や博物館での研究留学の計画を建てました。ずっと夢だった留学、初めての海外で専門分野以外にもリアルな途上国の問題など様々な経験をしながら充実した日々を送っています。そして何より豊かな海に暮らす魚に感動し、また環境保護・資源管理なども考えさせられています。8月末からのマレーシア、そのあとのオーストラリアでも豊かな環境で暮らす、多種多様な魚種との出会いを楽しみにしています。

百聞は一見にしかずといいますが、海外に行くからこそ分かることが、見える景色があるんじゃないかと思います。思いきってトビタテ!

 


 

先進国の格差貧困問題にアプローチ in アメリカ

水産学部国際食料資源学特別コース3年 浜口絵里(はまぐち えり)さん

 

①2017年10月~2018年3月アメリカのロサンゼルス、3月~5月 サンフランシスコ(合わせて8ヵ月にて、先進国の格差貧困問題興味があり所得格差が一番大きいアメリカの低所得者支援施設で品質的に問題ないのに商品価値を失った食品を企業から無償で回収し仕分け・リパッケージしたり、不要の衣類・日用品をホームレスの方や州が発行した証明書を持つ低所得者の方に無料で配布したりしました。また移民難民の子どもの自立支援活動を様々なプログラムを通して促しているNGO団体で職員へのアンケート調査の実施などをしました。

自分の成長や学びは「挑戦し行動する」こと。待っているだけでなく自分の考えは自分で発信し自分から行動に移すということが求められると感じました。

留学では失敗を恐れず挑戦ができます。その分失敗した際には悔しさをより感じられますが全ては自身の学びになり次への成長に繋がります。

 


  

イスラム文化を学ぶ in イラン

法文学部経済情報学科4年 森宗風花(もりむね ふうか)さん

20184-11月の8か月間イスラム文化を学ぶため、イランへ留学しています。期間中は語学学校へ通い、ペルシャ語を学んでいます。また学校へ通いながら現地観光会社にて日本人向けツアーを企画するインターンを行う予定です。

②留学では今まで体験してこなかったことをたくさん経験します。文化が違うため、度々予想もしないような出来事が起こりますが、柔軟性を持って考え動くことを留学中に学んでいます。

③留学となると様々な悩みはつきないし、苦労する事もたくさんあります。しかし面白いと思うことや感動することもその分たくさん経験します。留学はスピード感がなければ立ち止まってしまうのでぜひ即行動!をしてみてください。


 

世界中の面白い物を集めたネットショップを作る in シンガポール

農学部 国際食料資源学特別コース 3年  川畑朱里(かわばた あかり)さん

世界中の面白い物を集めたネットショップを作りたい!と思ったのがきっかけで、シンガポールの企業で半年間インターンシップに参加しました。展示会での商談、メルマガ配信、コミュニティの企画運営など幅広い業務を担当しました。また、鹿児島の企業とプロジェクトを立ち上げ、海外輸出部主任として農産物加工品の販路開拓も行いました。

②留学中は、これまでに学んできたマーケティングの知識を実践的に活用できました。価値があるのに売れていないという、もったいない商品をいくつも見る中でマーケティングの重要性を再認識しました。

③留学は自分の好きなことを海外で学んだり挑戦する機会だと思います。語学力に自信がなくても、まずは行動してみることをおすすめします。私は働きながら英語を覚えました。きっとなんとかなります!笑

 


 

渡航直前のトビタテ生からも!!

貧困の解決と観光振興を繋ぐ in フィリピン・カンボジア

法文学部経済情報学科3年 菅谷里香(すがや りか)さん

フィリピン201810月〜20194月、カンボジア20195月〜20198月(合わせて11ヶ月観光振興によって貧困層を救う方法を探る。

②高校の時に新聞で子どもの貧困や格差問題に興味を持ち、同じ日本、地域に住んでいるのに深刻な貧困に陥っている人が多く衝撃を受けました。そして大学に入り、1年生の春休みにカンボジアでボランティアを行い、そこで現地に雇用がない一方、観光は栄えていることに疑問を持ちました。貧困の解決と観光振興を繋ぎたいと思ったことがきっかけです。

③「留学してみたいけど不安だな…」「トビタテ難しそう」と思う人も多いと思います。私もその1人でした。だけど挑戦してみないとわかりませんまずは、一歩踏み出して、自分がやりたいこと、興味あることを書き出してみてください!私でよければ相談に乗ります!

 



 

 

なんと様々な留学計画でしょう☆彡

留学先も留学期間もバラバラですね!!

みなさんからいただいたメッセージには『とにかく一歩踏み出して!動き続けて!』そんな共通点があるように感じます。

トビタテの素晴らしいところは、なんといっても自分のやりたいことができることです。「こういうことを成し遂げたい」「留学によってこういう人になりたい」など、あなたにしか描けない未来予想図、あなただからこその留学への思い、数年後のあなたの周りの景色をぶつけてみましょう!

このなかの何人かのトビタテ生と実際にお話しましたが、留学について語っている目は輝き、自信で満ちあふれており、聞いている側もワクワクしました。また、トビタテ生同士のコミュニティもしっかりしているようです。

 

詳しく知りたい方は、前回インタビューに協力していただいた、トビタテブランドマネージャーの有馬さんに聞いてみましょう!

鹿児島大学学生ブランドマネージャー 農学部四年 有馬航輝
LINE:turtle.bowl
facebook:有馬航輝
mail:kadai.arima.tobitate@gmail.com

 

留学に興味があるそこのあなた!!挑戦するなら今!!

 

 

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