突然ですが、みなさんは「ボランティア」と聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか?
災害で被災した地域・人々を支援する活動、
自然や環境を美しく保ち守るための活動、
地域の安心・安全なまちづくりを目指す活動……
昨年開催された東京オリンピック・パラリンピックにおいても、ボランティアキャストの存在が大会運営を大きく支えていました。
このように、世の中には数多くの「ボランティア」が存在しているのです!
ただ正直、なんとなくボランティア活動に参加したいという気持ちがあっても、
実際に自分の身の回りにはどんなボランティア団体があるのか、どんな参加条件があるのか、など
分からないことも多いですよね…
鹿児島で、大学生でも気軽に参加できるボランティアないかなぁ
そこで今回は、鹿児島の大学生におすすめしたい 鹿児島で参加できるボランティア団体・活動を3つご紹介します!
1鹿児島大学ボランティアサークル Free Spot
鹿児島県内のさまざまな地域で、地域活性化を目的に活動する「Free Spot(フリースポット)」
部員数は約100人で、現在は月に一度錦江町の宿利原小学校に行き、寺子屋塾で小学生と交流活動を行ったり、学校行事の手伝いを行ったりしています。
その他、依頼があった地域のイベント等のボランティアスタッフとしても活動しているそう。
団体についての紹介や詳しい活動内容は、TwitterとInstagramのアカウントで発信されているようなので、ぜひチェックしてみてください!
2鹿児島騎射場のきさき市のボランティアキャスト
鹿児島市電「騎射場」電停沿いのエリアに、1日限りで出現するマーケット、その名も「のきさき市」。
2022年11月13日には、第9回目となるイベントが開催され、大盛況となりました。
そんな騎射場の名物イベントともなっているのきさき市は、例年ボランティアキャストを募集しているようです。
活動内容は、のきさき市当日のスタッフや、当日までの備品作成やポスター撮影、ポスター配布や企画運営補佐など。
今現在は、募集を終了しているようですが、例年に従えば、次回ののきさき市開催においてもボランティアキャストの募集がなされると思うので、興味のある方は、HPやInstagramをチェックしてみてください!
「消防団…?なにそれ…?」と思った方が多いのではないでしょうか?
※提供:鹿児島市消防局
消火活動のみならず、大規模災害時の救助活動をはじめ、平常時にも住民への防火指導や巡回広報など、地域における消防防災に重要な役割を果たす消防団。
その構成員である消防団員は、非常勤特別職の地方公務員である一方、他に本業を持ちながら、‶自らの意思に基づく参加″すなわちボランティアとしての性格も有しているのです。
そして、一般的に18歳以上の方であれば、「誰でも参加できる」という特徴があります。
もちろん私たち大学生も参加可能で、実は、令和4年4月1日の時点で、全国5,706人の学生消防団員が活躍しているのだとか!
「社会貢献」や「防災・救命に関する知識と技術の取得」などの他にも、入団する学生にとって色々な魅力があるようです。
①就職活動時の自己PRなどで活用できる
消防団員として活躍した学生に対し、市町村長が「学生消防団活動認証証明書」を交付する学生消防団活動認証制度というものがあります。
この証明書は、消防団員として地域に貢献してきた実績として、就活時の自己PRなどで活用できます!!
②報酬も支給される
年額報酬や災害活動または訓練に出動した際の報酬などが支給されています。
③さまざまな人との繋がりを得られる
年齢や性別、職業を問わず誰もが参加できる消防団。
活動を通し、普段学校では関わることのない多くの人たちと繋がりを持つ貴重な機会になります。
このように、消防団は、学生が参加するボランティア活動としてかなりおすすめできるのではないかと思います!
また、年々女性の消防団員が増えていて、
幼稚園や高齢者宅などでの広報活動や防火指導、災害時の女性やこども、高齢者への対応などの取り組みは、特に女性消防団員の活躍が期待されています。
興味を持った方は、ぜひこちらのHPをチェックしてみてください!!
以上、鹿児島の大学生におすすめしたいボランティア3選をご紹介しました。
「ボランティアに興味はあるけど、なかなか動き出せない…」そんな学生の皆さんの背中を少しでも後押しできていれば幸いです❁
ここで最後に、山中で行方不明となった男の子を保護し、一躍時の人となった‶スーパーボランティア″こと尾畠春夫さんの一言をご紹介します。
「世間から貰った恩を万分の一でも返していく。」
こんな意識を持ちながら、その恩返しの手段の一つとして、皆さんも「ボランティア」始めてみてはいかがでしょうか?