みなさんこんにちは!
編集のあやかです!(今月2回目の登場です!笑)
さっそくですが、みなさんは「アート」に興味がありますか?
鹿児島では、都会に比べると、正直「アート」を体験できる場所は限られていますよね…泣
今回は、そんな鹿児島でアートスペースを経営している、三浦 功二(みうら こうじ)さんにお話を伺ってきました!
みなさんが「アート」に触れる時間のきっかけになりますように!
では、今回お話を伺った三浦さんのプロフィールはこちら!
平之町で育つ。
鹿児島中央高校卒業後、琉球大学に入学。
琉球大学を卒業後、デザイン会社やメーカー広報・商品企画、イベント・ビデオ制作会社、広告代理店を経て、2008年1月に東京で三浦広告事務所を設立する。
Uターンで2019年1月よりharu graphicに名称変更して平之町に移転。(アートスペースの他にアートショップやグラフィック会社も経営。)
公式サイト→https://haru-graphic.com
↓アートスペースの所在地はこちら!
鹿児島市平之町9-31
TEL 099-295-3758※駐車場はお近くの有料コインパーキングをご利用ください
※お身体の不自由な方や車椅子の方は、アートスペース前の駐車場をご利用ください<新型コロナウイルス感染症対策について>
館内の換気、消毒の徹底とマスクの着用を行います。ご来場のお客様へのお願い
・館内ご入場の際には、アルコール消毒・マスクの着用にご協力ください
・風邪のような症状があるお客様は、ご来場をお控えくださいますようお願いいたします
・ご来場者多数の場合は入場制限をさせていただきます
↓実際の外観はこちら!
↓今回、取材させていただいた三浦さん
ではではインタビューの内容に入りますね!
※今回は新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況に鑑みて、感染対策を徹底して行った上で、アートスペースの一画でインタビューを行わせていただきました。
よろしくお願いします!
こちらこそよろしくお願いします!
鹿児島に帰ってくるまでは、東京で様々な会社に勤めていらっしゃったことが分かります。ちなみに、琉球大学では林学を専攻していたそうですが、デザイン会社など、全く違う業種に就職されたんですね…!
それはなぜだったんですか?
そもそも、私は大学を卒業して、専門学校でデザインの勉強をしていたんです。
その理由としては叔父の影響がありました。
叔父は大学で洋画を教えていたのですが、その影響で幼少期から絵を描くことが好きでした。
大学を卒業した後に、自分の中で「もっとグラフィックデザインについて勉強したい!」という欲が芽生えて、専門学校に入学しました。
そして、それがきっかけで在学中に、デザインに関わる仕事をしていました。
その後も、様々な会社に勤め、たくさんのスキルを身に着けることが出来ました。
大学で学んだことを捨ててまで、新たな自分の可能性に挑戦する姿に胸を打たれます!では、その後に東京で独立されたということですが、独立したいと思ったきっかけなどはあったのですか?
それで、2008年1月から東京で三浦広告事務所として独立開業しました。そんな中、今でも印象に残っている経験があって…
2011年3月の東日本大震災の日、中央線の電車が45度くらい傾いたんです。
怪我はありませんでしたが、東村山の自宅まで、6時間かけて帰宅しました。
「人間、いつ死ぬかわからない。何かやろうと思ったら、その時にやるべきだ!」とその時から強く思うようになりました。
そして、Uターンで2019年に故郷である鹿児島に帰ってくることになりました。
確かに、「人間いつ死ぬかわからない」と頭では分かっていても、思ったことをすぐ行動に移すのはなかなか難しいですよね…
とても貴重なお話です。さて、Uターンで鹿児島に帰ってきた中、アートギャラリーを始めようと思ったのはなぜだったのですか?
「ちょっと飾ったら生活が豊かになるような作品を紹介できないか」と思ったのが大きいです。鹿児島では珍しいアートギャラリーですが、私がその先陣を切れればいいなと思いました。
それは素敵です!
作品を展示する上で、何か気をつけていることなどはありますか?
通常、画廊やギャラリーは1週間単位で展覧会を開催しています。
でも、せっかく紹介するなら、多くの人に見てもらいたい。という想いがあります。
「来たいと思った人が来れる日時(タイミング)に」を心がけて会期を設定しています。
最低でも3週間はするようにしていますね。
見に来てくれるお客さんを第一に考えてのこだわりということですね!次に、アートギャラリーの他にやられているアートショップや、グラフィックも全て、「晴(ハル)」という名前で統一されていますよね…
その「晴」という名前の由来を教えてください!
いい意味で使われる文字、「晴」という漢字が好きだったからです。
雨が降っても、雪が降っても「晴れる」場所になりたいという想いを込めました。
ちなみに、5歳の長男の名前にも「晴」の字が入っています。社名を統一したのは、単純に分かりやすくしたかったからです。
加えて、アートショップでは、これまで展覧会をしてくださったアーティストの方の作品を販売したり、鹿児島では珍しいカスタムドールの販売をしたりしています。
↓実際のアートショップの様子
↓実際に販売されているカスタムドール
(なんと、三浦さんの奥様である、真紀さんが作成されたそうです!!)
漢字の意味に注目したんですね!
ちなみに今開催中の展覧会などはありますか?
今年は、昇龍の勢いでコロナ禍を乗り越えたいとの想いで開催いたしました。
開館時間→10:30〜16:00
休館日→水・木及び、12月30日〜1月7日
開館時間→10:30〜16:00
休館日→水・木
※全国及び鹿児島のコロナ感染状況等によっては延期する場合もあるため、詳細はホームページページでご確認ください。
企画展の紹介ありがとうございました。
さて、今回のインタビューは以上になります。
お忙しい中、ご協力いただきありがとうございました!
最後に
さて、今回は鹿児島でアートスペースを経営する三浦さんにお話を伺いました。
「アート」に触れる場所が、都会に比べ少ない鹿児島だからこそ、鹿児島の人々の生活がより豊かになるように、アートスペースを運営しようと思われた三浦さんの姿に感動しました。
また、多くの人に見てもらえるように、アートスペースでは珍しい、長い会期を準備している事実にも感銘を受けました。
コロナ禍のなかで県外に移動することが難しい今だからこそ、
鹿児島で「新たな場所」を訪れるのもいいかもしれませんね!
みなさんにとってこの記事が「新たなアートの場所」を知るきっかけになれば幸いです。
取材に協力してくださった三浦さん、奥様の真紀さん、本当にありがとうございました!